Xperia X Performance SO-04H レビュー。これもまたひとつのXperia

公開日: 2016年9月10日 SO-04H X Performance Xperia レビュー 考察


ずっしりと響く重厚感のあるアルミボディ、
洗練された角なしのフォルム、
されど大きすぎないサイズ感。

キーボード操作に支障をきたさない点でZシリーズの原点SO-02Eを彷彿とさせますが、中身は遥かに進化しています。



外観に重度の設計ミスを抱える


電源ボタンよりもボリュームボタンが下になるのはXperiaとしては普通ですが、おそらくは指紋認証を搭載した関係でしょう、電源ボタンとボリュームボタンが離れすぎています。

僕の手がちっちゃいってのももちろんありますが、この端末は片手でスクリーンショットが撮れません。むりやりやれば撮れなくもないけど、すごく難しいです。

あと、左手で端末を持つ人はわかっていただけると思いますが、握るときに指を置ける場所が非常に狭くなっています。

Zシリーズの頃からずっと、本当はシャッターボタンがある位置に小指を置けると非常にグリップしやすくていいなと思っていたのですが、しかしシャッターボタンを取り外すことだけは絶対に許せないため、ここは妥協点でした。

それに加えてX Performanceはすぐ隣にボリュームキーがあるので、2つのボタンの間に小指を置かざるをえません。

Z3Cの頃はさらにここに加えてシャッターボタンが非常に軽く、ゴルゴ13がよく注文する「エレクトリック・セット・パーカッション、それも羽根が触れただけで発射できるぐらい軽く…」って感じだったのですが(笑)、X Peroformanceのシャッターボタンはもう少し硬いので誤操作はまだ起きてないのが救い。


もう1つ付け足すとストラップホールもありません。これはおそらくデザイン性を重視したためでしょう。流線型のフレームにぽっかりと穴をあけるのは無粋だと。

もしこの通りなら賛成なので、ストラップホールはそこまでTomにとって重要じゃありません。

大きすぎず小さすぎず、ジャストなサイズ感


5.0インチの液晶はフルHD解像度が許せる最小のサイズだと思います。ナビバーもギリギリ届く。これは5.2インチ液晶+厚さ6.9ミリのXperia Z4を使ったうえでの感想です。

Z3Cの軽さと握りやすさも得難い魅力でしたが、CPUのパワー不足(32bit)、カメラの力不足(マクロに弱い、手ぶれ補正が弱い、画面解像度が低くプレビューが見辛い)などを加味するとX Peroformanceもありかなという気がします。

重さにさえ目をつぶることができれば、キャップレス防水USB、縦に置けるクレードル対応、指紋認証対応、強化されたカメラ、64bit CPUに3GB RAMなど、順当な進化を体感できます。

X Compactの発表があんなタイミングで行われたことは遺憾ですが、非防水な時点で選択肢を外れます。これから寒くなるから入浴時間伸びるし。

それにXCになっても厚みが一向に改善されてませんよね。iPhoneはイヤホンジャックまで外したのに。

背面アルミはメリットいっぱい


実は背面もラスタバナナ。デザイン性と手触りがお気に入りです。しかも完璧に貼れてちょっと嬉しかったりw


ただこのフィルムは曲面部分に対応しておらず一回り小さいです。それと裏面下部のアンテナ部分も省かれているため、縦幅がちょっと短いです。


背面がアルミだと排熱効率が良く、ガラスと違って指紋が目立たないため見た目も綺麗です。

ただし金属なので電波干渉を起こすらしく、日本のLTEを掴むため国内モデルは背面は一枚板ではありません。

iPhoneにもDラインはあったし、これは別にデザインの一環と捉えています。

内蔵ソフトウェアもいくつか足りない


スクリーンレコード(端末だけで画面を動画キャプチャする機能)がありません。

今のところキャプチャした動画はブログ以外で使わないので特に問題はないけど(ADBで撮れるし)、人によっては残念に思うこともあると思います。

ただ、たとえばキャプチャ後にVineで目立たせたい部分のみをトリミングしたい時とかはちょっと不便ですね、ADBはパソコン使わなきゃだから。


スモールアプリもありません。これはちょっと痛い。

※履歴の全削除ボタンはあります。が、一番下の更に下にあって押しにくい…。

Nメモが使えない…。

しょうがないので普通にアプリとして起動できるほうをWave Launcherに仕込んでます。

Google play Nメモ - 通知にメモ -
Nメモ - 通知にメモ -
制作: mmProject
評価: 4.4 / 5段階中
価格: 無料 (2016/9/10 時点)
posted by: AndroidHTML v3.1

こっちがスタンドアロン型のNメモアプリです。

見た目とアイコンがちょっと違いますが、必要な機能はひととおりあります。


4K動画も撮れません。

が、撮る機会がないので…。結婚してれば子供の成長記録とか残したかもしれないけど4Kである必要はないし、何より4K解像度で再生できる機器を持っていません。

子供撮るならデジカメ買うだろうしね…。

指紋認証の便利さは誰もが言う通り


指紋認証でロック画面を飛ばせるのはすこぶる便利です。

精度もちゃんとしてるし、設定から複数の指を登録できるので両手持ちにも対応。もはや端末をロックしている自覚が薄れそうです。

むしろロック画面を見る機会がなくなっちゃったので、ロック画面には通知を表示しないようにしました。時計見たい時とか専用になりそう。


この時紹介した「SIS PASS管理」というパスワードマネージャーアプリも指紋認証による暗号化に対応しており、管理が非常にしやすくなっています。

総合評価は87点、X Compactの前評価は75点


今のところXperia XZに興味がないのでTomの比較対象はZ5、もしくはX Compactになります。

そこで一番大きな差分は防水の有無。今更Xperiaが防水に対応してないって、絶対忘れて水洗いしちゃう人いると思うとかなり大きなデメリットに見えます。

筐体サイズと指紋認証でZ5との差分はなし、重さと厚み、スモールアプリの有無で多少マイナス、されど動作の安定性に定評の高いXperiaなので不便はあまり感じません。

残されたポイントとしては、RAM6GB、ROM128GBを熱望しているって感じ。バックグラウンド同期系(FolderSync、Redirect File Organizer、Tasker、Titaniuma Backup(root端末のみ)、Googleフォト、IFTTT等)、見た目を楽しくするユーティリティ系(カットインマネージャー、KLWP、Now on Tap等)を幅広く活用してカスタムを楽しむためには、システムがRAMの60%も使うような現状だとどうしても足りないんです。


最後に余談として、よくいわれている「Xperia X Peroformanceは電池持ちが悪い」という噂についてですが、僕の端末では実感がありません。

たぶんMarshmallowで追加されたバックグラウンド通信の制御項目とかDozeモードとか電池の最適化とかをきちんと設定してないんじゃないかなと思います。動作に整合性が取れないとエラーを延々と吐くこともあるため、通信を禁止したからといって電池が消費されないわけではありませんからネ。


そんな感じ。やっと書けた…。

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