【Xperia?】ステータスバーがおろせない症状の原因を探る

公開日: 2016年9月30日 Android コラム トラブルシューティング 考察 非root


最近、急にステータスバーがおりてこなくなって困っている方が増えているようです。

ちょこっと検索するとXperiaのZやZ5などでの報告が目立つようですが、Xperiaに限ったものではないとの声もちらほら。

僕はまだ遭遇したことはありませんが、似たようなケースの原因と対処法は知っているので、それと元にいくつか考えられそうな対策を残しておきます。



ステータスバーの制御は「システムUI」が行っている


設定 → アプリを表示し、右上のメニューボタンから「システムを表示」を押してシステムアプリを出すと「システムUI」というアプリが見つかるはずです。

このアプリがステータスバーとナビゲーションバーの動作を制御しています。

冒頭に書いた「似たような症状」として、ナビゲーションバーの反応がなくなる、あるいは反応が遅くなる時は、たいていCPUのオーバーフローかシステムUIの異常が原因でした。

動作がおかしくなって少ししたら「「システムUI」は応答していません。このアプリケーションを終了しますか?」とか「問題が発生したので「システムUI」を終了します」みたいなポップアップが出ることもあります。

このような時は、基本的に終了させちゃってください。「システムUI」はインターフェースの根本にある重要なソフトウェアですので、強制終了しても自動的に再起動されます。

タッチパネルには静電気が流れている

【Tips】Xperiaのタッチパネル、反応おかしくね?SONYさんちゃんと調整してんの? → 原因はこれ

当ブログで最もアクセス数が多いバケモノ記事になっているこちらを投稿した際にも述べましたが、いわゆる「静電容量方式」という方法で設計されたタッチパネルは表面に極微量の静電気を流しています。

これが乱れると画面の操作が正常に行えなくなります。

乱れる原因としてはいろいろありますが、比較的多いのが保護フィルムを貼ること。タブレットを買った時、ガラスフィルムを貼ったらステータスバーが勝手に降りてくる症状を引き起こしたことがあります。

ここからは想像が入りますが、基本的にガラスは絶縁体なので電気が流れないはず。そこにタッチを検知するために静電気を流すには、ガラスの中に極小の電極のようなものを仕込む必要があります。

液晶画面や保護ガラスを太陽光にあてるとキラキラ光る粒みたいなもの見えませんか?それがたぶんタッチを検知するために埋め込まれたセンサーです。

これに異常を来し、部分的に静電気が流れなくなった場合、その部分はタッチに反応しなくなります。

下記もあわせてご確認ください。もしかしたらこっちが原因の時もあるかもしれません。

【Tips】「タッチパネルの反応が悪い」「突然反応がなくなった」原因はこれかも

ステータスバーは「没入モード」で隠れる


YouTubeや一部のゲームアプリなど、全画面(フルスクリーン)で表示されるアプリを起動すると「Immersive Mode(没入モード)」がONになり、ステータスバーとナビゲーションバーが自動的に隠れることがあります。

基本的にはこうなっても画面外からのスワイプインなどで再度出現させられるのですが、たとえばゲームが重すぎてシステムUIが落ちちゃった場合などは戻ってこないこともあるかもしれません。

ただ、root端末でない限り、「ステータスバーは戻ってこないけどナビゲーションバーは戻ってくる」というように、ステータスバーとナビゲーションバーが異なる挙動を見せることはまずありませんので、その点を確認してみてください。システムUIが落ちた場合はナビゲーションバーも消えます。

症状の切り分け方


スマホの構造の話はこのくらいにして、実際にその症状が起きた時に何をすべきかを考えてみます。

ロック画面でならステータスバーをおろせる人が多い

検索して情報を集めていると、ステータスバーがおりてこなくなった場合でもロック画面でならおろせると書き込んでいる方がいます。

もしも自分の端末でステータスバーをおろせなくなった時は、まずロック画面で確認してみてください。おろせるならタッチパネルの異常(=ハードウェア的な故障)ではなくなります

どんな場面でもおろせない場合は保護フィルムをはがして試してみてください。それでもだめなら修理です。

再起動すると直る場合が多いらしい

同じく検索してわかったことですが、再起動すると直ったと書き込んでいる方も多かったです。

これなら症状としては軽微といえるかもしれませんが、より厄介な、しかし非常に小さな可能性が生まれたと考えています。

それは、

マルウェアに感染した可能性

です。急に話が飛躍した。

順番にいきます。先程書いた通りタッチパネルに異常がないにもかかわらずステータスバーが反応しない時、考えられる原因はもう1つあります。

その位置にオーバーレイで何かが置かれている

PhotoshopやGIMPみたいなレタッチツールを使ったことがあるとわかりやすいのですが、画面上に見えているステータスバーの上に透明なレイヤーを重ねる感じで「何か」が置かれてしまったとしたら、たとえタッチパネルが正常でもステータスバーは動かなくなります。

たぶん考え過ぎだとは思いますが、たとえばこうやってスマホの一部の機能が制限されたように利用者に思わせ、「解除してほしければ金を払え」と脅す手法があります。これを「ランサムウェア」といい、世界中で横行しているマルウェアの一種です。

そうでなくとも、感染したアドウェアが未熟で広告表示スペースのみを重ね、肝心の広告が出なかったことで透明なレイヤーのみ表示された状態となるケースも考えられそうです。

前述の対策法、「再起動すると直る」のも、再起動したことでランサムウェアやアドウェアが一旦停止したと解釈できます。

ただ、オーバーレイに関してはOS側で検知できる場合もあるため、あまり大勢の人が同時に同じ症状になる原因としては考えにくいです。

Android 6.0.xで「画面オーバーレイを検出」ダイアログから抜けられない場合の対処法 | juggly.cn

これ以上厳密に原因を特定するにはDDMSで動作ログを見る等しなければなりませんが、もしかするとアプリ同士が動作競合を起こしているケースもあるかもしれません。


そう頻繁に起こるわけではなく、再起動すればとりあえず改善されるのであれば重く受け止める必要はないと思います。もしどうしても再発が止まらない場合は初期化も念頭に置くべきかもしれませんね。

そんな感じ。

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