【SO-04H】Android 7.0 Nougatが配信されたのでXperia X Performanceをアップデートしました

本日、NTT docomo版Xperia X Performance SO-04HにAndroid 7.0 Nougatが配信されました。

さっそくアップデートして使ってみたので、気に入ったところをまとめます。

アップデートは無料で行なえます

結構忘れがちになっちゃうので備忘も兼ねて書いておくと、約1.3GBのファイルをダウンロードすることになりますが、ドコモのOSアップデートはLTE回線で行っても通信料金はかかりません。

時間のある時に気兼ねなく行えますが、アップデートを実施した後は元に戻すことは基本的にできないのでご注意ください。

何よりも気に入ったのはタスクボタンの進化!

Nougatにアップデートしたらとりあえず何も考えずに履歴キー(タスクボタン)を2回タップしてみてください。
これだけで1つ前のアプリに戻れます。この挙動は本当に重宝するので絶対覚えとくべき!
あと、なぜかXPでは「すべて削除」ボタンが右上に移動されています。こっちは逆に押しにくそうな…。

最新OS Nougatでは各項目がわかりやすくなった!

項目に説明文がついていたり、その項目を使うシーンを考えて位置が変更されたりと、結構な箇所で微調整が施されています。

他にもごく一部ですが紹介すると、

設定→アプリ からアプリを選んで「データ使用」を選択した先から、個別にバックグラウンド通信を禁止できるようにもなっています。

また逆に、STAMINAモードやAndroid標準のバッテリーセービング機能(Dozeモード)の発動時にも通信を禁止しないように設定することもできます。
仕事や緊急時に使うアプリは通信が止まっちゃうと大変ですしね。

非公式ながらも全てのアプリをSDカードに移動可能に!

開発者向けオプションの一番下に「外部ストレージへのアプリの書き込みを許可」項目が追加されています。

このおかげで、総容量7GB近くあってぶっちぎりで一番ストレージを食っていたアプリもSDカードに移せました。

注意!この作業には下準備が必要ですアプリをSDに移動できるといっても、ただ単にSDカードを挿しただけではできません。
こちらを参考にSDカードにパーティションを切り、内部ストレージと認識させる必要があります。

あとはこのSDカードが発売されれば…。

クイック設定が刷新!先頭の5つには素早くアクセス可能に

設定できるボタンが少し増えており、更にクイック設定を複数ページ持てるようになっています。

通知領域をおろし、更にクイック設定をおろしてから左右にスワイプすることでページの切り替えができます。

通知領域も大改修!

クイック設定の先頭から5番目までのアイコンは、通知領域の最上段にも表示されるようになりました。

よく使うボタン、個人的には「ライト」などを5番以内に持ってくることで、使い勝手がよくなりそうです。

もう1つこの画像には斬新な仕様変更が写っています。

なんとアプリのアップデートを通知領域からキャンセル可能になりました。モンストやってる時にアプデはじまるとカクついてしょうがないので、これは大いに助かります。

更に「LINE」など一部のNougatに対応したメッセンジャーアプリは、通知領域やPeeking(ヘッドアップ)通知の「返信」ボタンを押すとその場でキーボードが起動、そのままメッセージを送れるようにもなっています。

いちいちアプリを切り替える必要がないので、モンストのプレイ中に雑談することもできました。

通知のスタックに対応、設定変更もシームレスに!

同じアプリから繰り返し通知が来た場合、自動で1つに纏められるようになっています。

そして通知の左上にあるアプリ名部分をタップすると展開、再格納もできます。

従来通り通知を下に引っ張って展開したり、ピンチ(2本指でつまむ)操作することもできます。

通知のブロックをしたい時も、設定画面に遷移せずその場で行えるようになりました。

スワイプで消せない通知の場合横にスライドすると歯車が出てきますが、従来通り通知を長押ししても設定を開けます。

カメラの機能が強化され、シャッタースピードや露出(EV)の個別設定が可能に!

Xperia標準カメラのマニュアルモードが機能強化されました。

これまで「ホワイトバランス」と「露出」を同時に管理していた設定ボタン(画面右端、下から2番目)が機能ごとに細分化されています。

EVが露出、SSがシャッタースピード、フォーカスはマニュアルフォーカスも調整可能になっています。

ところが、見落としたかもしれませんがAndroid 6.0.1 Marshmallowまではあった「マルチフォーカス」が見当たらない気が…。

ともあれ、

Xperiaの標準カメラアプリで月を撮ってみました!

※これはスクリーンショットです。写真じゃありませんw

  • ホワイトバランスを「太陽光」に
  • EVを最低(-2.0)に
  • シャッタースピードを「1/4000」に
  • フォーカスをマニュアルにして目盛りを一番上に ←いらないかも?
  • ISOを「50」に

以上のように設定して、月を画面に入れてからボリュームボタンで最大までズームします。

その後フォーカスを合わせてシャッターを切ったのがこちら。

サイズは8MPですが、大きすぎるため縮小しています。

Camera FV-5もういらないかな。十分キレイに模様が出ていると思います。

同じ設定で最大解像度の23MP(アスペクト比4:3)でも撮ってみました。こちらも縮小処理しています。

模様が更に鮮明になった気がしますが、どうでしょうか…。

そんな感じでいろいろ変わってて面白いです。あと、地味なバグ修正も行われており、Nova Launcherでステータスバーを隠してジェスチャーで通知を展開した時にゆっくりと降りてくる症状も改善されていました。

もうすっかり2回下ろすのがくせになっちゃいましたけどネ。

6 COMMENTS

triton

SO-04Hはドコモに確認したら以下の回答がありました
誠に申し訳ございませんが、「Xperia X Performance SO-04H」は、アプリをmicroSDメモリーカードへ移行できません。
何とぞご了承くださいますようお願いいたします。”
実際どのように設定されて移動できたのか教えてもらえませんか?

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Tom

コメントありがとうございます。
大変恐れ入りますが、実際どのように設定したのかは全て記事中で紹介しています。リンク先(過去記事)もあわせてご覧いただけますと幸いです。

また、ドコモがそのように回答するのは当然です。これはAndroidの「開発者向けオプション」を使用しており、キャリアはこの部分に関知していません。OS側の制御です。

ですから、見出しに「非公式ながら」と記載しているのです。

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ちぃ

はじめして。
android7にアップデートして
色々な機能が知りたくてたどり着きました。

あんなに綺麗に撮れてる月に感動して
私も撮ってみたのですが
全くうまくいかず。。
フォーカスやら設定していると
ISOの設定が自動に変わってしまう感じがします
あと、ピントを合わせずにシャッターが切れます。。
そもそもベースの設定が違うのでしょうか
なにかヒントがあれば教えてください

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tomandroid

コメントありがとうございます。

何度か撮ってみた体感ですが、フォーカスはオートでも大丈夫かもしれません。シャッターボタン半押しで何度も挑戦してるとたまにピントが合う感じです。

ISOはHDRをONにすると強制的に自動になります。なので月を撮る時はHDRはOFFです。

その他、もしうまくいかないようでしたら「測光」を「スポット」にしてみてください。そして月が映っている部分を指でタップしてマークを重ねます。
この状態でシャッターキーを半押しでフォーカスしてみてください。

ただ、フォーカスを調整するのはズームした後です。先にやってしまうとボケることがあります。

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ちぃ

先日、色々試してみたのですが
なかなか上手くいかず。。
「月が映っている部分を指でタップしてマークを重ねます」とあるのですが
タップしてもマークが現れないのですが
そもそも設定が違うんでしょうかね。。

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tomandroid

シャッタースピードをかなり速くしてはいるものの、手ブレの影響もあるかもしれません。一眼などと違ってスマホは軽く、グリップもできないので、手で持つとどうしてもぶれます。まして月となるとほほんど真上を向いて腕を伸ばすため、姿勢も安定しませんしね。
可能であれば窓のサンなどに肘をついて撮ってみることをおすすめします。

無理そうなら、シャッターキーではなく画面内のシャッターボタンをタップして撮影してください。物理キーを押し込もうとすると手に力を込めるため、手ブレが発生しやすくなります。フォーカスをオートにしている場合はフォーカスだけはシャッターキーでやると良いと思います。

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